秋の焼尻島

秋の焼尻島

シーズンが終わった島は秋の装いです。
いちい(おんこ)の緑が一段と際立ちます。

焼尻といえば5万本にも及ぶイチイ原生林がみどころですが、
秋にはふっくらとした赤い実をつけます。
口に入れるとトロっとして甘みがあり子供のころの格好のおやつでした。
キレンジャクやヒレンジャクなどの渡り鳥にとっても貴重な栄養源です。

アイヌ語ではクネニ、弓になる木という意味だそうですが、
その強靭な性質に似ず花言葉は「悲哀と哀愁」。