書の北溟記念室~中野北溟作品展示室
書の北溟記念室は、羽幌町焼尻島出身の書家中野北溟氏の常設展示室です。
《中野北溟(なかのほくめい)氏のプロフィール》
1923年(大正12年)生まれ 北海道羽幌町焼尻島出身の日本を代表する書家。毎日芸術賞受賞。日展審査員、創玄書道会、毎日書道会、北海道書道展等役員を勤める。
近代詩文の父と呼ばれる金子鷗亭(かねこおうてい)に師事、書の道を究める。学校卒業後、中学校の教職員となり教頭・校長まで歴任するが周りの強い要請を受け定年前に退職し書の道へ入る。東京進出の機会は何度もあったが生まれ故郷の北海道を愛し、近代詩文を中心に作家活動を続けている。
自身の出身の北海道を想起させる作品が多く、北海道を代表する詩人の河邨文一郎や原子修の作品も多く書いていて詩人からも高い評価を受けている。
また出身の焼尻島が海に囲まれていることから海に関する作品も多く、国内外から高い評価を受けている。
有名なロゴとしては登別の「ホテルまほろば」や函館湯の川温泉「平成館」「しおさい亭」、日本酒・千歳鶴の最高峰「吉翔」などがある。
2009年9月~10月北海道立近代美術館にて個展開催。同年、今までの功績を評価され旭日小綬章を受章。
《主な受賞歴》
北海道文化賞受賞、北海道功労賞受賞、藍綬褒章受章、地域文化功労文部大臣表彰、毎日書道顕彰受賞、法務大臣表彰
基本情報
- 住所
- 羽幌町南6条2丁目(中央公民館内) Google Map
- 営業時間
- 午前9時~午後5時30分
- 定休日
- 毎月第4日曜日(変更される場合があります)、12月30日~翌年1月3日
- 料金
- 入場料無料
- 電話番号
- 0164-62-1178(中央公民館事務所)
- URL
- 公式ホームページ