羽幌町で見られる生物 ※北海道海鳥センター

掲載日:2025.05.06

雪解け水の増水でできた、沢だまり。

水の中をよく見てみるとエゾサンショウオの卵塊がありました。

エゾサンショウオは北海道にのみ分布する日本固有種です。

この時期はちょうど産卵期にあたり、ひとつの塊の中に卵が60〜150個ほどあるそうです。

町の中心から少し離れた場所では、毎年エゾサンショウオの卵塊がいくつも見られます。私たちが普段、気に留めない小さな水辺も生物にとっては大事な生息地です。このような環境があることを誇りに思うと同時に、いつまでも残していけるようにしたいですね。

卵塊を見つけた時は、無事に卵が孵るようにそっと見守ってあげてください。